
私たちが解決したい問題
私たちの活動は、実体験から生まれました。
実体験①‐S.H.
受験生のとき。受験勉強だけをしていたわけではありません。奨学金制度に申し込むというタスクがあったからです。勉強しなければ大学に合格できない。しかし、受験勉強をして、仮に大学に合格しても、奨学金がなければ入学はできない。高い入学金や授業料を支払うだけでなく、受験料も確保しなければ受験すらできませんでした。だから、受験勉強と同時並行で奨学金への申し込みもしなければならなかったのです。当時の私にとっては、それはハードタスク以外のなにものでもありませんでした。学習も、奨学金のこともどっちも全力でしなければならない。面倒で煩雑な奨学金の手続きと受験勉強の板挟み。いつの間にか締め切りもやってくる。作文のテーマは財団ごとに異なる。加えて、複数の奨学金タスク。だからといって頼れる人が周りにはいない。私が利用できる奨学金は何か、いつまでに何をどうしたらいいのか。分からないことだらけでした。精神的にも、肉体的にも当時の私は疲弊していました。
私たちが解決したい問題
私たちの活動は、実体験から生まれました。
実体験②‐F.S.
奨学金を得られたのはいいものの、入学金や授業料など、大きな金額が必要となる時には、奨学金が振り込まれておらず、代わりのお金を用意する必要もあります。私は、大学に合格し、奨学金申請も済んでいたにもかかわらず、奨学金が振り込まれ るのが入学後だったために、高額な入学金や授業料を立て替えることができず、入学を断念せざるを得ませんでした。
“そんなの聞いたことなかった”
奨学金制度があることは知っていても、それを高校生のときから申し込むという予約採用の制度があることは知らなかったという声を多く聞きます。予約採用型奨学金を利用することで、大学生活における資金の見通しを持つことができます。だからこそ、環境によっては、情報にアクセスできず、利用できる制度を逃してしまうことは本当にもったいない。
本当に必要な人に、サービスが届いてほしい。
実際に予約採用型の奨学金を利用している私たちだからこそできるサポートで、
奨学金サービスの供給者と希望者の架け橋になりたい。
そして、高校生のみなさんに目の前で精一杯になるのではなく、未来を見据えてほしい。
それが、私たちの願いです。